形容詞って面白くて難しいですね。だっていろんな意味がありますから・・ Smartなんて簡単な単語でもさっと考えても次のような様々な意味の例文が浮かびます。 He’s a real smart kid. He’s just going through a phase. (賢い子どもだから、一過性の問題でしょう、すぐ卒業するよ。) Don’t be smart with me, young lady! (生意気いうんじゃないよ。) The smart-grid project will help build a sustainable energy supertown. (スマートグリッド構想が、持続可能エネルギーを使用した スーパータウン実現の一助となる。) 最近はIT技術を駆使した商品に対して「スマート」が良く使われていますね。 今回紹介するsmartは if a part of your body smarts, it hurts with a stinging pain ひりひりする、鋭く痛む to be upset because someone has hurt your feelings or offended you 心が痛む、傷心する という意味です。(英語の定義はロングマン英英) このsmartの意味は、紙の辞書を引く人なら気が付くかもしれませんが、普段電子辞書を引く人は、辞書によっては下の方にスクロールしないと目に触れにくいかもしれません。ランダムハウス英和大辞典だと初めに動詞が記載されていて一番上に〈傷などが鋭く痛む〉とありますが。 私は知っている簡単な単語も辞書を引くのがsecond natureになっています。何度も何度も。英語の本を読む事が嫌いな人、時間がない人も、辞書の例文をこつこつこまめに読んでいれば、かなりの英文に触れることになると思いませんか?硬軟取り混ぜて色々な香りのする英文に毎日触れられます。学生時代は日本語の本ばかり読んでいましたが、唯一TIME誌と辞書の例文が私のインプットの中心だったように思います。
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仕事で他人の英作文の採点やアドバイスをしていますが、自分もまだまだ力が足らず修行中です。 色々な先生やサイトでお教え頂き、最近はFruitful Englishを特に利用しています。スペルチェックや推敲をせずに短時間で書いて出すので初めはミスが多かったのですが、Level5の最高点を頂けるようになってきましたので嬉しいです。 自分の目標は 「短い時間でさっと書ける力をつける」 「ロジックの無理や破綻がない」 「凝った文章でなく、松本道弘先生が提唱するような、短くて「斬れる英語」を使う」です。 なかなかEasier said than done.です。 His talk was so eloquent and persuasive that everybody understood him and was moved . これが形容詞と構文に頼った「正しい」文章です。資格試験ではこれで良い点数をもらえるでしょうが He certainly got his message across there. のような文章を書くことを目標にしています 時折参照している教本は The Elements of Style です。古い本ですが、今指導をして頂いている教授を初め、数人に勧めて頂いた教本です。 句読点の付け方などの基本から、より良いスタイルについてまでわかりやすく書いてあります。(先ほどの私のライティングでも守れていないところは多いですが)etc.を使わない、形容詞、副詞を重視せず主語と動詞で伝える、ラテン語系の言葉を減らしアングロサクソン系の力強い言葉を使うなど多くの有用なアドバイスが載っています。 -------------------------------------------------------------------------------------------------- 英検1級のライティングが、2級に続いて変わるようですね・・ 英検、TOEFL、IELTSは、それぞれややカラーの違いはあるでしょうが、思うことをつれづれなるまま!だらだらと書いてみます。 基本的には、検定のエッセイはアカデミックなエッセイが書けるかどうかをみる問題なので、アカデミックなスタイルを意識した方がいいです。 構成はきっちり単純に、introduction, bodyとしていくつかのパラグラフ、そしてconclusionとし、各パラグラフは、トピックセンテンスから始めます。日本語の文章に自信がある方、教養が広い方にありがちなのは、起承転結型のパラグラフになっていたり、結論で気の利いたことを書こうとして新しいargumentを入れていたりします。結論では新しいことを書かないで、Introductionの上手な言い換えをしておくのが無難です。 パラグラフの初めのトピックセンテンスは重要なので最も悩みますね。そして1つのパラには3つか4つの文を繋いでいきましょう。これが自然だとcohesionが良いということです。トピックセンテンスの後は、なぜなら(because)か例えば(for example)のどちらかを心で呟きながら次の文章を考えるといいです。ただし接続詞を毎回使わないように。 エッセイをチェックしていると、不要なつなぎ言葉が多いです。Although, but,and,however, soと各文章についていたりして目が回りそうです。つなぎ言葉がなくても明確に繋がるように文を並べましょう。小論文と時事英語は少し違うとは思いますが、茅ヶ崎英語のニュースを見ているとbecause, as, but, howeverなどほとんど見当たりませんが効率的な構成になっていてとても参考になります。 私はライティングを教える時には、初めにつなぎ言葉について(接続詞・接続副詞など)時間を長めに設けてお話しするのですが、かなり上級の方でも間違っているのを見てはらはらします。たぶんTOEFLの場合は、スペルミスなどと共に初めにe-raterにチェックされて減点要素になるのではないでしょうか?TOEFLでは確かthe(定冠詞)の間違いは大きなマイナスにはならないと思いますが、こちらの間違いは良くないです。 Because, As, Since, Forなどの接続詞を1つの文章だけにつけて文頭で使わないこと。ジャーナリズムの文章では、butを副詞として扱い、But S +Vが使われますが、アカデミックでは避けた方が良いと指導されました。 Howeverは接続副詞ですから、2つの文章を繋げません。また、文中で使う際には必ずコンマで区切るのは大基本です。 He is generally calm. He can be, however, quite upset about her daughter at times. 逆にbecauseやsoの後に挿入句もないのにコンマを打つのは間違いです。So,は本当に良く見る間違いです。エッセイは会話文やカジュアルな文とは違います。 -------------------------------------------------------------------------------------------------- 検定試験のエッセイは文学作品ではないので、凝った文章や美辞麗句でこねまわしたものにしないこと。語彙に自信がある人は特に気をつけて、力を見せつけるような難しい単語は控えめに、時折きらりと光らせるのみにします。ここではこの単語が一番しっくりくるという、絶妙かつ自然なコロケーションを使うことこそが腕の見せ所だと思います。確かにIELTSでは語彙のレベルの高さは評価されるようですが、それが不自然だったり、clichéを使いすぎたりしていると減点されるようです。またIELTSは、他の試験よりも冗長を嫌うようで、初めに最もわかりやすい単語(例えばteacher)を使い、後は上手に言い換えるようにしましょう。teaching professional, lecturer, facilitator,member of the facultyなど。ある学校では重複する語を全部蛍光ペンでマークして書き直す練習をしました。 それから気をつけたいのは、good, bad, sillyなどの主観的な形容詞は注意して使いましょう。正しい、悪い、美しいなどの言葉は主観的すぎるのです。「本当にそうですか?誰の判断ですか?あなただけがそう思っているのではないですか?文中で論じて証明して下さい」と私の先生は言います。It is clear, It is obvious, It is trueなどを使う際も同様に慎重に。確信を持って強く述べる時に使います。 prior toはbefore、in reference toはabout、due to the factはbecauseなど、陳腐で堅苦しい表現を簡潔にするように、ビジネス英語をやっているとこの辺は注意されますね。ライティングはお手本にする教科書などを良く吟味しないと、堅苦しくて「ござそうろう」調になっている文を若い人が書いていることがあります。死んでいるような文章を書くのはいやですね・・私は工業英検の勉強を始めたいと思っていますが、clear, concise and correctな文章、3Cを叩き込む良い訓練になるようですので、楽しみにしています。 それから英検とIELTSは手書きなので読みやすい字を書きましょう。特に英検は・・。濃くてある程度スペースがあって、ブロック体で。IELTSなどと比べて英検のエッセイを読む立場の人は疲れているかもしれません。あくまで私のワイルドな想像ですが。 他にも思い出したらまた書き足していきますね。
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昨日の英作に関しての投稿ですが、「論理が破綻したパラグラフの例」は削除しました。
ある場所でお教えしている方のもので了解も得てたのですが、私は大学でも教えているために、誤解を招かないようにと思いました。個人情報に関しては留意しすぎることはないですし、大学関係で最近も数例トラブルになった事例を見ているので、念のために。 大学では毎回講義の最後の数分で全員に英語でライティングをして提出してもらっています。お題を与えたり、ニュースを1つ書くように言ったり。ペアワークでディスカッションした内容と連動させたり。時々びっくりするほど面白いものがあり、「大賞」を与えたりしてます。ここで紹介したくて仕方ないのですが、やはりそれも控えた方が良いと思います。 さて!教育は一部のエリートやお金持ちだけのものであってはいけないですね。日本は一億総中流時代と称されたのも今は昔で、国立大学もお金持ちの子供さんの方が入りやすい格差社会になっています。ネットで良い教育を無料もしくは廉価で享受できるようになれば素晴らしいです。私はiTunes Uで、アメリカの大学の講義を盛んに聞いていました。 今日本はMOOKというプロジェクトに参加しており、様々な興味深い講義が無料で受けられます。東京大学主催の「アクティブ・ラーニング」の講義に登録して勉強させて頂いています。私は中高の教職課程を大学院で聴講させて頂いたのみでTESOLなども未履修です。今の自分の教え方は、とりあえず学生時代から海外を含めあらゆるところで教え続けて来た経験がもとになっています。英語学校などでの研修も役に立っています。さらに数年前に、関西のある大学の薬学部の英語スキルクラスで2年間、Student Centeredつまりアクティブ・ラーニング型のクラス運営を任され、その際に大変厳しく訓練を受けました。英語学校、大学、企業、個人、どのような場所であれ今の私のティーチングスタイルはかなりその流れを汲むものなので、更に深く勉強してみようと思ったのです。 まだ2週終えたところですが、とても有益です。自分で創意工夫してきた手法が講座でもいくつも紹介されていて、嬉しいです。毎クラス後のフィードバックペーパー提出もそうですし、自己紹介を大切に扱うのもそうです。私のコミュニケーションのクラスは自己紹介で始まり自己紹介で終わります。学期末試験の50%は、自己紹介文を書くことです。1セメスターかけて、自分の長所、短所、今までの経験、これからの夢など色々見つめて英語にします。仮定法その他たくさんの構文を盛り込みながら。私が彼らに望む最終的なゴールは自分を認めて愛してあげること。そんなことを考えながらアクティビティを進めます。 アクティブ・ラーニングスタイルのクラス運営はコツがいります。facilitator役の先生は、できるだけ説明や講義をせず楽をしないといけません!まず先生が自己紹介する時も、先生が自ら喋るのでなく、学生に英語で質問をさせて少しずつ自分のことを知らせます。またペアになって学生が自己紹介をしあった後は、何人か当ててマイクを渡し、自分のことでなく、パートナーのことをたくさん紹介させます。平常点が欲しければ、常に人のいうことを興味を持って聞いていないと自分の発言が成り立たないように構成するのです。 忙しくて自分がどこかに通学する余裕はないですが、朝お化粧をしながら、夜ゆっくり歯を磨きながら!ネットの講義を聞く10分、20分なら作れます。私は通信講座やe-learningの類が大好きでして・・ ガイド試験の勉強もCELのネット講義のお世話になりました。江口先生の軽妙な語りを毎回楽しませて頂きました。これからもどんどんいろんなことを吸収していきたいですね。また、教える側としてもオンラインで何かしてみたいなと思います。以前スカイプで某アパレルチェーンの方達のクラスを半年程お教えしたこともありますが、在宅でできますし、楽しかったです。 The last few decades have seen a rise in heart-wrenching incidents of terror attacks around the world, which claimed many precious, innocent lives. Gripped by pessimism and powerlessness, some people seem to have resigned their hope of defeating the scourge of terrorism. However, I believe such horrendous acts can be eliminated by tenacious global efforts.
First, the problem of poverty must be tackled. Many acts of terror are the consequence of economic inequality. Marginalized and underprivileged people on the grounds of race, religion, ethnicity etc. often live in abject poverty. They can be pushed over the edge and may turn to criminal deeds just to survive. A good economy and redistribution of wealth will lessen the number of people who fall victim to the exploitation of extremists. Second, education can be the key to the elimination of terrorism. Lack of education often compels young generations to join anti-social groups. Nefarious masterminds attempt to recruit young people by implanting hatred into their vulnerable souls, but this is where quality education comes into play. Free universal schooling should be provided in every country so that children can learn tolerance towards people with different backgrounds. They will also be better equipped with the kinds of knowledge and skills that are likely to offer them better job opportunities. Finally, there is something everyone can do to nip terrorism in the bud. It is unavoidable that fanatical extremists spring up from time to time, but the escalation of terrorist elements to the scale of IS can be prevented. The solution rests within the mindset of each individual. We must strive to build a world where different people can coexist and no one is alienated or persecuted because of prejudice, hatred or indifference. Although the situation is not going to change overnight, our efforts to create peace at the local level will surely prevail internationally. In conclusion, if each of us sets our mind to becoming a staunch advocate for local and global peace, eventually we can root out international terrorism. When it comes to this issue, the wisdom and conscience of the humanity is being put to test. これは一種のsuperstitionかもしれません。 休みが全くなく、過労もあったのかやっちゃいました。 先週久々に深夜までかかってブログを更新して、 その後エアコンで乾燥していて目が乾き、まぶたの上から少しこすったら、 次の朝、右の目から血がしたたり落ちそうな感じになってました。 burst eye capillariesってやつです。何年に一度かやってしまいます。 毛細血管が切れてしまい、真っ赤に出血したように見えます。視力に支障はなく、痛みもなく、 4,5日すれば良くなりますが、あまり良い状態でないのは確かです。 ただ身体の症状が早めに出るのは、幸いだと考えています。 私絶対にcentenarian in good shape and spirits になります。 色々なa second chanceが待ってます。(笑) それで思い出したので、今週の単語として目の話題を紹介します。 オーストラリアに住んでいた頃、軽い麦粒腫(ものもらい)になりました。 すると、「あっ、大変。あなた、結婚指輪は?金の指輪でこすりなさい。」 と言われて、驚きました。 a gold ring on a styですね。 どうも昔からの言い伝えの民間療法のようです。効くのかなぁ・・・ ちなみにstyは、 Oh, look at that! Your room is like a pig sty. Something must be breeding. (わぁ、なんて汚いの。なんかわいているんじゃない?!) という風に、豚小屋などに使われる言葉です。 が、もうひとつ「ものもらい」もstyっていいます。 ちなみに、大阪では 「めばちこ」っていいます。 身近な病気や身体の症状の表現て、専門用語を使わないことも多いですね。 口内炎は stomatitisではなくって、an ulcer とか a sore in one's mouth 痔は(!) hemorrhoidsではなく、pilesですね。どちらも複数なのはなぜだろう・・hee hee! 比較文化についての講演をされたロバートヒルキさんは、講演のプロ中のプロという感じでした。 まるでクラス全体を1つの生き物のように感じとり、全員に対して細かい気遣いをされながらお話しを進行させます。ある場所で時折ご一緒していたので、ロバートさんのある秘密を知っていたのでお話ししたら、とても嬉しそうに驚いて下さいました。 (^o^) controversial は、論争になっている、異論の多い、賛否両論の、つまり「物議を醸す」という意味です。
個人的なものではなく、社会的な問題などで、比較的長い期間多くの人が論争するような問題に使います。 この controversial を、「議論を醸しだす(かもしだす)」と訳す方がとても多いです。 雰囲気は「醸しだす」でいいのですが・・ そっと注意して差し上げるようにしています。 ネットで調べてみたら、「物議を呼ぶ」なども最近は使うようです・・ もっと個人的な話をしていて、必ずしも同意できない時に「さぁ、それはどうかな?」 というのは That's debatable. ですね。 . A locavore One who tries to eat only locally grown food (Wiktionary) one who eats foods grown locally whenever possible (Merriam-Webster) とあり、初出は2005年のようです。 なるべくその土地で収穫したものを食べようとする人 (なので必然的に旬のものを食べることにもなりますね。) つまり「地産地消主義の人」です。 Global Issuesというクラスを教えているのですが、 最近、日本の食糧自給率やフードマイレージについてグループに分かれて 調べて発表してもらいました。自給率が100に近い献立、0に近い献立を考えてもらったりして楽しい講義になりました。 日本は世界でも一人当たりのフードマイレージがダントツに長い。そんな話に付随してa locavoreという言葉をみんなで覚えました。 -vore はラテン語の devorare から由来した devour むさぼり喰う voracious 大食の、貪欲な などと関連した接尾辞で、「・・食動物」を意味します。 carnivore 肉食動物 T-Rexみたいなん! herbivore 草食動物 omnivore 雑食動物 ここでcarnが「肉」系だとわかると、がぜん色々覚えられて面白いです。 carnation 血の色の花、カーネーション incarnation 神の受肉、肉体化、具体化 reincarnation 輪廻転生 Do you believe in reincarnation?と何度か聞かれました。 carnage 殺戮、大虐殺 carnal 肉体の carnal knowledge?? carnival 謝肉祭( 肉食を断つLentの直前にたっぷりお肉を食べるお祭り!) などなど この肉に関する語源からの連想法は、私が20才の頃「石井隆之」先生からお教え頂きました。ほんの1,2年ですが、一生役立つ知識をたくさん習いました。いつしか自分の語彙学習法となり、時事英語でたくさん語彙を教えるようになった時にも役立ちました。私は常に「餅は餅屋」と思っていまして、優れた先達たちからお教え頂くことを大切に考えています。Where did you learn English? と聞かれたら I just taught myself.とクールにいうようにしていますが(笑)別に独学だから偉いわけでもありません。私は若い頃にたくさんの優れた先生のご指導を受けることができたことが本当にラッキーだったと感謝しています。独学とか、日本から一歩も出ないで英語ができることを売りにする意味が良くわかりません。外に出ていても国内で良い環境にいても言葉があまり出来ない人はたくさんいます。 --そして言葉(英語)があまりできないことが、人間として劣っているとか不幸せなわけでもありません。先生とか知的職業と言われるものに従事している人は変な勘違いをしている人が時折います。-- 生活で学んだ英語は「活きが良いです」ね。 私は勉強は大好きですが、やはり実体験で学んだ言葉ほど素晴らしいものはないです。 言葉を学ぶだけでなく、人生において大きな体験となりますし、put everything in perspectiveとするためにも、ぜひ海外には出てほしいです。 そしてもう1つ。 英語学習も試験対策も、実は右脳がしっかり働いている人が有利だと聞いたことがあります。 つめこみばかりせずに、脳を活性化させましょう。 英語で何をするか・・ 考えただけでうきうきしませんか? 私は電車では勉強しません。次にどんな楽しいことをしようかと妄想ばかりしています。 素敵な人たち、食べること、飲むこと、買い物、旅行、新しい習い事、大好きな本たち ♡♡♡ うーん、人生は楽しいことがいっぱい!! 結論からいうと上がり調子の日本語は 先生の立場にいる人には好ましくないです。 言葉をやる人間は、母国語にも敏感になるべきだなと常に自分に言い聞かせています。 私の日本語はなかなかひどいですが・・・ 日本語だけでなく、英語でもカリフォルニアなどの話し方は、地域的に上がり口調が多いですが、 それとは別に全般的に若い世代の間で日英共通して多いのかなぁという気がします。 語尾を長く伸ばしてイントネーションをあげる話し方です。少しならいいのですが、かなり強い癖。 私に関していいますとぉぉーー 今日は天気がいいですからぁぁぁーー ちょっとお散歩をと思いましてぇぇぇーー いいですよねぇぇぇーー 私の周りにもこの話し方をする方は多く、老若男女を問わずですね。 女性がゆっくり話すと、口調が優しく上品な感じに聞こえることも確かにあります。 しかし一文一文すべてがこうであると、やはり聞き手は疲れます。 基本的に、言語は変わりゆくのが常です。 英語も日本語も新しいものを取り入れる柔軟性があるからこそ、語彙も多くダイナミックだなと 感じています。 例えば、個人的に「真逆」という言葉は好きではありませんが、「正反対」より短くて 使いやすいので定着したのは仕方ないなと思います。 「全然」を強調的に肯定文に使うのは、英語のat allにも似ていて効果的だと思うので抵抗がありません。 昔の日本語には存在した用法ということですから、私はいいのではないかな・・と考え使っています。 ただし、この上がり調子の話し方は好きではありません。 特に人前で話をすることが多い立場の人は、かなり高い確率でこれを耳障りだなと 感じている人がいることは意識すべきですね。 もう1つ問題なのは、上がり調子が癖になっている日本人の中には、 英語でも同じように語尾を伸ばす人が少なからずいることです。 I have a pet cat. を 「アイー ハヴぅ アー ペットォ キャットォ」とやってしまうのです。 かなり自然な英語の発音からは遠いものになってしまいます。 かなり会話や発音が巧みな方の中にも、つい 「キャットゥ」と語尾で微かに母音をつけてしまうことがあります。 cat を発音する時は、頬の肉を挙げてにっこり微笑んで 〈æ〉の発音をしたら、その笑ったままの 顏で舌でtを発音するのですが、上がり調子の人はトゥと口をとがらせて発音したがります。 英語の発音をしっかりやっていると、常に笑ったような頬を張って上げた感じで喋るので アンチエイジングにいいですよーーとお話ししています。(笑) 英語を皆さんと一緒に学んでいると、同時に日本語についてもたくさん学べますね。 ちなみに、和訳をして頂いていて最も多い間違いが、 「議論をかもしだす」です。 注意しましょう! controversial の訳ですね。 生徒さんから、農家さんではないのですが、おうちで収穫した新米を頂きました。 ご主人がそれはそれは丹精込めて作られたそうで、 一口食べて衝撃のにっこり、後は食べても食べてもやめられない・・(笑) 粗食でもお米だけは贅沢したい私にとっては最高の贈り物でした。これほんとうにおいしいです。 シンプルにMick Jagger (いやNick Jagger~)を作って食べました。ご飯も肉じゃがも強力な圧力鍋で調理するのでほんの数分で炊けます。ごちそうさまでした <(_ _)> 長い間自分のブログを見る余裕もありませんでした~ ひょっとして少数の楽しみにして下さっていた方がいらしたら、すみませんでした。 お蔭様で仕事が順調でやりがいを今まで以上に感じています。 この1年ほど、ここで働きたいと口癖のように言っていた職場から、昨日急に採用してもらいました。 夏に公募を見つけて履歴書を出したのですが、 なしのつぶてだったので忘れていました。 来春からです。とても嬉しいです! 今は、大学と時事英語の学校で週に17コマ、その他採点官やエッセイ添削、スポットでの TOEFL, IELTSなどの指導で、本当に怒涛の忙しさです。 年度が替わるまではHang in there.ですね。 秋は新しい仕事のオファーが多いので、毎週のように1,2の仕事をお断りするような感じで、 以前はやって来る仕事はほぼすべて受ける主義でしたので、心苦しいです・・ ありがたい話しで感謝しています。 数年前には身体も散々壊して何度か入院もしましたが 今は体調も良くがんばれています。ただ自主的な勉強はほとんどできてないです。 読みたい本もたくさん、辞書ワークも中断中、受講したい講座もあり・・・ううーん、よくばり。 でも仕事を第一にがんばってしまうのは、やはり本当にこの仕事が好きなんですよね・・ 今日11月22日は、「いい夫婦の日」です。職場の進級試験の監督をした後、経営者さんと呑みましたが、一年に一度だけ、ローソンのロールケーキに、サービスでいちごが2つ乗っている日なのを思いだし、いそいそと買ってきました。かわいいでしょ!
ちなみに毎月22日は、いちごが一切れだけサービスで乗っています。 カレンダーの22の上は15だからです !(^^)! 最近忙しくて・・朝起きた瞬間から夜こと切れるまでずっと次々こなしてますが追いついていません。 そんな中、今日は仕事をお休みさせて頂き、TOEFLの研修を受けてきました。 1年半ほど毎週某国立大学に新幹線で通ってTOEFLを教えにいってましたが、 今また私大でTOEFL準備クラスを教える必要がありそうなのです。 ほとんどが高校の先生で、他は中学や英語学校の先生、数人大学の教員でした。 熱心でfriendlyな数人の方と知り合えてうれしかったです。 We should get together sometime and compare notes. たまたまペアを組んだ方が、聡明で素晴らしい英語力を持ちかつ控えめでとても刺激を受けました。 オーストラリアでマスターを取得して最近帰ってこられたばかりだそうです。 私の新しい職場の大学のヘッドティーチャーも、立て板に水のような滑らかな英語を話す、 (留学組ですが帰国子女ではないと思います。)知的な方ですし、 最近素晴らしい英語の使い手に出会っています。 女性より数は少ないが、並はずれて英語力のある男性が時々います。 敢えて主観的な発言をさせて頂くと やはり秀でているものを持っている上にまだ伸びしろがありそうな人って 人間性も「良い」ですね。 ところで TOEFLのライティングって本当にIELTSとは違うなぁと実感しました。 今日は、自分が書くのではなく、Rubrics(評価基準)を学んで、 他人のライティングの評価をする練習をしたのですが、驚くことが多かったです。 一番びっくりしたのは、 TOEFLは、あくまでfirst draftとしての出来栄えで十分だということらしいです。 極端な話、内容が良く整っていて英語力が発揮できていれば、 Conclusionがないエッセイでも、5点がとれるそうです。げっ・・・ ジャーナリズムじゃなくてアカデミックライティングではどうなのかなぁという 質問文が多く挿入されているエッセイでも5点がついていました。 how many times have we heard that some product is "the finest" or "the cheapest"? how many times have we heard that products have such and such "magical function"? advertising is about persuasion, and many would agree that if a company is to tell the absolute truth about it's products, no one would be interested in even having a look at the products. まぁ、確かにこの部分だけ見ると巧みで自然ですが、全体的には私は4かなと思ってました。 日本人にはエッセイに質問を多用する人が時々いて、私はあまり好きなスタイルではないのですが、 OKみたいです。IELTSを習ったときは、やめるよう指導されていました。 上のエッセイは、ご覧のように大文字さえ一切使ってないのです・・ (*_*; 明日は日曜ですが、面接の仕事があります。 おやすみなさい。 |
Siobhan
一応英語関連の仕事をしています。まだまだ足りない部分だらけ。生意気なタイトルですが、自分にプレッシャーをかけ、更なる前進をするためにブログ始めました。 趣味:旅行・本・英語学習・投資
特技:タロット(現在封印中) 目標:微調整中 将来: タロットでaltruismに徹したい。本を書きたい。 性格:人好き。 伸ばしたい力:英語を書く力 好きな言葉:無財七施 peace of mind 取得済
国連英検特A級 外務大臣賞 英検1級 英語通訳案内士 TOEIC 990 IELTS 8.5 TOEFL ITP 653 目標 TOEFL 高得点 ケンブリッジ英検CPE 工業英検1級 ココナラで、ネイティブに英文の添削をしてもらえます。また学習法や教材など英語学習の相談が500円でできます。
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