形容詞って面白くて難しいですね。だっていろんな意味がありますから・・
Smartなんて簡単な単語でもさっと考えても次のような様々な意味の例文が浮かびます。
He’s a real smart kid. He’s just going through a phase.
(賢い子どもだから、一過性の問題でしょう、すぐ卒業するよ。)
Don’t be smart with me, young lady!
(生意気いうんじゃないよ。)
The smart-grid project will help build a sustainable energy supertown.
(スマートグリッド構想が、持続可能エネルギーを使用した
スーパータウン実現の一助となる。)
最近はIT技術を駆使した商品に対して「スマート」が良く使われていますね。
今回紹介するsmartは
if a part of your body smarts, it hurts with a stinging pain ひりひりする、鋭く痛む
to be upset because someone has hurt your feelings or offended you 心が痛む、傷心する
という意味です。(英語の定義はロングマン英英)
このsmartの意味は、紙の辞書を引く人なら気が付くかもしれませんが、普段電子辞書を引く人は、辞書によっては下の方にスクロールしないと目に触れにくいかもしれません。ランダムハウス英和大辞典だと初めに動詞が記載されていて一番上に〈傷などが鋭く痛む〉とありますが。
私は知っている簡単な単語も辞書を引くのがsecond natureになっています。何度も何度も。英語の本を読む事が嫌いな人、時間がない人も、辞書の例文をこつこつこまめに読んでいれば、かなりの英文に触れることになると思いませんか?硬軟取り混ぜて色々な香りのする英文に毎日触れられます。学生時代は日本語の本ばかり読んでいましたが、唯一TIME誌と辞書の例文が私のインプットの中心だったように思います。